多細胞、植物界の真核生物。
ページ | 内容 | タグ |
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Rubisco | Rubisco (リブロース二リン酸 カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ) 植物細胞が二酸化炭素を固定化する際に必要な酵素で、分子状二酸化炭素をリブロース二リン酸(炭素数5)に結合させる。さらに、炭素数が6個になったその鎖を2つのホスホグリセリン酸(炭素数3)に分解し、別の代謝系に供給する。 | タンパク質, 酵素, 植物, 代謝反応 |
α-リノレン酸 (18:3) | α-リノレン酸 (18:3) 植物に含まれる必須脂肪酸で、プロスタグランジンの代謝反応に関わる。 化学構造 植物 必須脂肪酸 脂肪酸 | 化学構造, 植物, 必須脂肪酸, 脂肪酸 |
アトロピン | アトロピン 最初にベラドンナから抽出されたアルカロイド。ナス科など、他の植物にも存在する。アセチルコリンと競合してレセプターに結合するため、硫酸塩は神経ガスの解毒剤としても用いられる。 リンク | 植物, トロパン, 化学構造 |
アントシアニン | アントシアニン アントシアニンは、フラボノールから派生したフラボノイド群の一つで、4位のケトン酸素がない。cyanidin, pelargonidin, delphinidinは、アントシアニンに糖が付加したものである。その結合によって植物の花が青、赤、紫といった色を発色する。 | 化学構造, 色素, 植物 |
エピガロカテキンガレート | エピガロカテキンガレート 緑茶(Camellia sinensis))に含まれる抗変異原性の物質。ステロイド5αレダクターゼの阻害剤。渋みを呈味。 関連するタンパク質 Links * MeSH * Epigallocatechin gallate * カテキン 植物 食品 抗酸化作用 抗新生物薬 抗変異原性 神経保護剤 | 植物, 食品, 抗酸化作用, 抗新生物薬, 抗変異原性, 神経保護剤 |
カテキン | カテキン 抗酸化作用のあるフラボノイドで、特に (+)-カテキンと(-)-エピカテキン(シス型)が木本類の植物によく見られる。 (MeSH) カテキンが二量化して赤色に呈色するテアフラビンは、紅茶に含まれる色素である。 関連するタンパク質 | 植物, 抗酸化作用 |
クロロフィル | クロロフィル Links * 光合成系I * ヘム 化学構造 植物 光合成 補因子 | 化学構造, 植物, 光合成, 補因子 |
コカイン | コカイン コカを含む植物から抽出されるアルカロイドエステル。麻酔薬あるいは血管収縮剤として用いられ、特に、目・耳・鼻・のどに用いられる。同時に、アンフェタミンと同様、中枢神経に影響を与え、乱用薬物でもある。コカインは、アンフェタミンと似たコカインは、脳のカテコールアミン性ニューロンに様々な機構で影響を与え、その機構はドーパミンの吸収阻害を含んでいると思われる。(MeSH:… | 植物, トロパン, 化学構造 |
ナスニン | ナスニン 日本のなすびの外皮に含まれる紫色のアントシアン系色素。熱によって分解、褐変する。 この色素は、金属イオンと錯体を形成して安定化する。漬け物にするときに、色を鮮やかに保つためにミョウバンを加えたり鉄釘と一緒に漬けるのはこのためである。 | 食物, 植物, 色素, 化学構造 |
フラボノイド | フラボノイド フラボンに似た構造をもつフェニルベンゾピラン類。(MeSH: 68005419) リンク * フラボノール * アントシアニン 化学構造 色素 植物 | 化学構造, 色素, 植物 |
光合成系I (PS I) | 光合成系I (PS I) 光合成系I (PS I)は光エネルギーを受け取り、巧みに配置された補酵素に沿って電子をリレーする。 * Photosystem I 光合成系I Links * Photosystem I - RCSB PDB 'Molecule of the month' * バクテリオロドプシン 膜タンパク質 膜貫通タンパク質 植物 光合成 | 膜タンパク質, 膜貫通タンパク質, 植物, 光合成 |
光合成系II (PS II) | 光合成系II (PS II) 光合成系IIは、光を受けるとそのエネルギーを利用して水分子から電子を引き抜き、その電子は光合成系Iへ流れていく。電子が引き抜かれた水分子からは、プロトンと酸素ガスが生成される。 | 膜タンパク質, 膜貫通タンパク質, 植物, 光合成 |
桂皮酸 | 桂皮酸 代謝 フェニルプロパノイド生合成 (Phenylpropanoid biosynthesis) フェニルプロパノイドは、植物においてフェニルアラニンから生成される二次代謝物で、構造的あるいはシグナル性の分子として幅広い機能を持っている。フェニルアラニンはまず脱アミノ化によって桂皮酸に変換される。この桂皮酸が水酸化、メチル化されることによってクマリン酸などフェニルプロパン構造(C6-C3)を持つさまざまな酸が生成される。これらの酸のカルボン酸がCoAによって活性化された後に還元されると、アルデヒドやアルコールとなる。このようなアルコールはモノリグノールと呼ばれ、リグニン生合成の出発物質となる。… | カルボン酸 環状化合物, アミノ酸, 植物 |