ユーザ用ツール

サイト用ツール


ジチオスレイトール

ジチオスレイトール

生化学実験によく用いられる還元試薬で、SH(チオール)基が酸化してジスルフィド結合の形成を防ぎ、ジスルフィド結合を2つのチオール基に還元する。他のチオール試薬のような激しい臭いがない。

実験で用いられるのは、細胞内の還元的な環境で活性のあるタンパク質や化合物を評価するためである。逆に、細胞外の酸化的な環境に存在するタンパク質やポリペプチドにはジスルフィド結合で構造を安定化しているものがあり、それらの活性は失われてしまうことがある。

PubChem image 19001

調製法

0.5 M DTT aq.

  • 3.9 gのDTTをH2Oに溶解。
  • H2O を加えて50 mLにメスアップ。

※水溶性は高くない。

DTTの酸化還元反応

DTTの2つのチオール基(-SH)が酸化されると、ジスルフィド結合(-S-S-)が形成される。

還元型

PubChem image 19001



arrows_large
2H+, 2e-

酸化型

PubChem image 439407

ジチオスレイトール.txt · 最終更新: 2013/06/09 18:08 (外部編集)

特に明示されていない限り、本Wikiの内容は次のライセンスに従います: CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 4.0 International