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抗生物質

抗生物質は、クローニング後の選択培地や培養の簡便化のために用いられる。さまざまな抗生物質があり、作用機構や対象となる菌や細胞が異なる。

細胞壁合成阻害系

細胞壁のペプチドグリカンの架橋反応を阻害する。

タンパク質合成阻害系

巨大なタンパク質合成装置であるリボソームは、抗生物質が干渉できるポイントが多いため、もっとも抗生物質の種類の多い作用機序である。

DNA損傷系

DNAに直接損傷を与える。ブレオマイシンはキレートした金属でDNAを切断する。

RNA翻訳阻害系

翻訳を阻害する。

ポリン系

細胞膜にチャンネル(穴)を空ける。

対応表

原核細胞 真核細胞
細菌 菌類(真菌)その他
グラム陽性グラム陰性
ペニシリンG O X 細胞壁合成阻害
アンピシリン O Δ(一部) X 細胞壁合成阻害
カナマイシン O X アミノグリコシド系,30S
ネオマイシン O X アミノグリコシド系,30S
G418(ジェネティシン) O アミノグリコシド系,80S
ハイグロマイシンB O アミノグリコシド系,70S
ストレプトマイシン O X
テトラサイクリン O X 30S, Aサイト
ブレオマイシン O グリコペプチド系, DNA
クロラムフェニコール O X 50S
アンフォテリシンB X O X 真菌のエルゴステロール

安定性について

一般的に、抗生物質は37℃での安定性はそれほど高くなく、3-5日程度だと考えておく。保存方法や細胞培養時には注意する。

化学構造を見る

抗生物質の化学構造を三次元構造で見られるサイト。
JMolを利用し、ブラウザ上でマウス操作で回転できます。

注意

このページの内容は遺伝子実験に関連するもので、医療行為を想定したものではありません。