BioWiki

差分

この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。

この比較画面にリンクする

rubisco [2013/06/09 09:08] (現在)
ライン 1: ライン 1:
 +======Rubisco======
 +(リブロース二リン酸 カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ)
 +
 +植物細胞が二酸化炭素を固定化する際に必要な酵素で、分子状二酸化炭素をリブロース二リン酸(炭素数5)に結合させる。さらに、炭素数が6個になったその鎖を2つのホスホグリセリン酸(炭素数3)に分解し、別の代謝系に供給する。
 +
 +
 +{{pdb>​fullSmall:​1rcx}}
 +{{pdb>​fullSmall:​1rlc}}
 +{{pdb>​fullSmall:​9rub}}
 +
 +======Links======
 +
 +  *[[今月の分子2000]]
 +  *[[mom>​11|Rubisco - RCSB PDB]]
 +
 +
 +
 +{{tag>​タンパク質 酵素 植物 代謝反応}}
 +
 +/*
 +MOM訳
 +
 +炭素は生命に必須です。すべての私たちの分子機械は、炭素を中心的な骨格として構築されています。不運なことに、地球と大気の炭素は無機炭酸塩や二酸化炭素ガスといった、酸化されきった形になっています。便利にするために、この酸化された炭素は、炭素ー炭素結合が豊富で水素原子が付加された、別の有機物質の形で「固定化」されないといけません。日光のエネルギーによって植物は、この炭素固定化の中心的な役割を担っています。
 +
 +植物細胞の中では、リブロース二リン酸 カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(rubisco)は生命と非生命の間の架け橋となっており、大気中の無機的な二酸化炭素から有機的な炭素化合物を創り出します。Rubiscoは二酸化炭素を取りこみ、それを5つの炭素を持つ短い糖であるリブロロース二リン酸に結合させます。
 +
 +そのあと、Rubiscoはその長くなった鎖を炭素数が3つの二つの同じホスホグリセリン酸に分けます。ホスホグリセリン酸は細胞内ではたくさんある分子で、いろいろな経路で利用されます。Rubiscoで作られたほとんどのホスホグリセリン酸は、炭素固定サイクルに供給されるリブロース二リン酸にまたリサイクルされます。しかし、6分子のうち1分子は取り出されてスクロースを作るのに使われ、それは植物の別の部分に供給されたり、後で使えるようにデンプンの形で貯蔵されます。
 +
 +*/