ページ | 内容 | タグ |
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MHC (主要組織適合複合体) | MHC (主要組織適合複合体) MHCは 'major histocompatibility complex'(主要組織適合複合体)の略で、免疫システムの中で異物として認識されるペプチド断片を提示する膜貫通タンパク質。 Links | 膜貫通タンパク質, 免疫, ペプチド |
T細胞受容体 | T細胞受容体 T細胞受容体 (TCR)は、T細胞の表面に存在するレセプター。その多くはα鎖とβ鎖からなる。TCRはMHC分子に結合したウィルスのペプチド断片などの抗原を認識し、TCRがMHC分子と結合するとT細胞は活性化され、細胞障害性の細胞やヘルパー細胞へと変化する。 | 膜貫通タンパク質, レセプター |
アセチルコリンレセプター | アセチルコリンレセプター 刺激を受けた神経細胞はシナプスで小さな有機分子、アセチルコリンを放出し、となりの細胞に信号を伝える。アセチルコリンレセプターがアセチルコリンを結合すると、レセプターのイオンチャンネルが開き、イオンが細胞膜を通過し、膜電位が変化する。 | 膜貫通タンパク質, レセプター, 神経 |
アドレナリンレセプター | アドレナリンレセプター 私たちの体には、ウィルスやバクテリアの侵入後に働く防御機構だけでなく、危険を回避する本能的な機構も備えている。この機構のひとつが、エピネフリン(アドレナリン)ホルモンの分泌である。本能的に危険を感じた場合に、副腎から体全体にエピネフリンが分泌され、「危険だ」というメッセージを各組織が受け取る。エピネフリンの濃度の増加を細胞内へ伝えるのが、このアドレナリンレセプターである。… | 膜貫通タンパク質, シグナル伝達 |
カドヘリン | カドヘリン カドヘリンは細胞と細胞を結合させる細長いタンパク質で、ドメインが数珠繋ぎになった構造をしている。ドメインとドメインはカルシウムイオンで構造が安定化されている。カドヘリンの末端は細胞膜を突き抜けて、細胞内のタンパク質であるβカテニンと結合し、βカテニンはαカテニンを介して細胞の骨格を形成するアクチンと結合する。つまり、細胞と細胞は、… | 膜貫通タンパク質, 構造タンパク質, カルシウム |
カリウムチャンネル | カリウムチャンネル 細胞は、細胞内部と外界を隔てる細胞膜で囲まれており、普段は大きな分子やイオンはこの細胞膜を通り抜けることができない。しかし、細胞には状況に応じて特定のイオンだけを通り抜けさせるための仕組み、「イオンチャンネル」がある。人間の神経細胞や筋肉細胞はイオンの濃度差によって信号を伝えるときに利用している。 | タンパク質, 膜貫通タンパク質, イオンチャンネル |
カルシウムポンプ | カルシウムポンプ 筋肉細胞が神経から「収縮しろ」という信号を受け取ると、細胞内の特別な場所に蓄えていたカルシウムを一気に放出する。このカルシウムイオンがアクチン繊維上にあるトロポミオシンに結合し、カルシウムイオンが無くなるまで、運動が続けられる。カルシウムポンプは、放出したカルシウムイオンをATPのエネルギーを使って再吸収する(筋肉を弛緩させる)。… | タンパク質, 膜貫通タンパク質, イオンチャンネル |
バクテリオロドプシン | バクテリオロドプシン 光合成を通じて植物は日光を取り入れて糖を作り出し、これらの糖は成長やエネルギーに必要とされるすべての開始物質として供給される。植物の光合成は複雑な光アンテナ、 | 膜貫通タンパク質, 光合成, 細菌 |
光合成系I (PS I) | 光合成系I (PS I) 光合成系I (PS I)は光エネルギーを受け取り、巧みに配置された補酵素に沿って電子をリレーする。 * Photosystem I 光合成系I Links * Photosystem I - RCSB PDB 'Molecule of the month' * バクテリオロドプシン 膜タンパク質 膜貫通タンパク質 植物 光合成 | 膜タンパク質, 膜貫通タンパク質, 植物, 光合成 |
光合成系II (PS II) | 光合成系II (PS II) 光合成系IIは、光を受けるとそのエネルギーを利用して水分子から電子を引き抜き、その電子は光合成系Iへ流れていく。電子が引き抜かれた水分子からは、プロトンと酸素ガスが生成される。 | 膜タンパク質, 膜貫通タンパク質, 植物, 光合成 |
多剤耐性トランスポーター | 多剤耐性トランスポーター バクテリアが抗生物質に耐性をもつのは、次のような機構があるからである。 * 抗生物質を特異的に失活させる酵素をもっている。 * 抗生物質らしき物質を細胞外に排出する。 | 膜貫通タンパク質, 抗生物質, atp |